YakiimoYakiimo

先日鍋をした面子(松菌・炬燵・銀二・蛍人の四人)で焼き芋をやった。日中、炭と芋を買いに行き、枯葉を集め、夜、靜村へ。月がとても明るく、影が出来るほどだった。昼間は曇っていて雨も少し降ったので、天候が心配だったが、回復してよかった。気温はかなり低い。

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早速石で組んだ窯に落ち葉と炭を入れ、火をつける。枯葉は乾燥しているのでよく燃え、炭にも比較的すぐに火がついた。ある程度火が安定してきたら、事前にアルミホイルにくるんでおいた芋を投入。サツマイモだけでなくジャガイモも焼いた。火の暖かさは家の暖房などと違って、体の芯から温まる。ラジカセで蛍人のミックスをかける。持ってきたウイスキーを回し飲みして、さらに体が温まり、テンションが上がる。いい調子だ。冬の寒空の下で温かい思いができて、なんという贅沢だろうか。

まだかまだかと何度も芋に串を刺し、焼けるのを待つ。芋に串をさし、すっと戻ってきた瞬間、テンションが爆発。狂喜乱舞しながら芋を取り出し、アルミホイルをはがす。そしておそるおそる二つに割ると、きれいな黄色。まるで黄金である。かじりつくと、あまりのやわらかさに絶句。口の中でとろけるようだ。ジャガイモも、ホクホクしていて本当にうまい。ぬかりなく持参したバターをのせて食べると、天にも昇るような思いである。火の明かりに照らされた仲間たちの顔も満面の笑みだ。どのくらい美味しかったかは以下のムービーで確認してほしい。(再生にはQuickTimeが必要です)

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歓喜し、空っぽの胃をひたすら芋で満たす。ようやく落ち着き、さまざまな形にゆれる火を見ていると、忘れていた昔のことを思い出すのはなぜだろうか。思い出話に花が咲く。高校・中学・小学校、さらには幼稚園の話題に遡る。ここまで遡って話ができるのは、これまでの人生のうちの多くの時間を共にしてきた地元の仲間だからこそである。すべてがついこないだのことに感じられる。そしてこの夜の芋の味もまた、それぞれにとって生涯忘れられない味になっただろう。

炬燵は、しばらく靜村を離れ、栃木に移ることになった。新しい環境での健闘を祈る。みなそれぞれの道を歩き始めているが、たまにはこうして火を囲み、時間をすっかり忘れて少年時代に戻りたい。

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