2006年 3月 30日
鎌倉・建長寺
鎌倉の建長寺に行ってきた。
先日の大雄山の記事と関連するが、ここも天狗・烏天狗がいることで有名な寺である。
ハイキングコースに繋がっている半増坊の入り口に、天狗と烏天狗が対になって立っている。その手前には、9体のプチ烏天狗がいる。烏天狗の数は合計で10体ということになる。この数は十大仏弟子に起因しているのではないだろうか。烏天狗は剣を持っているが、プチ烏天狗は棒を持っている。
石段の左右にある灯籠に描かれた鹿のレリーフは、左側は立っており、右側は座っている。これも陰と陽を表しているのだろう。他にも波のようなものと山や、猿が絡み合ったようなレリーフが描かれている。
庭園。いつまでもいたくなるような落ち着いた空間。
パキスタンのラホール博物館から寄贈されたという釈迦苦行像。残念ながらぼやけてしまった…。日本の仏像には見られない、アーリヤ的な彫りの深い顔立ちが特徴のガンダーラ彫刻。苦行でガリガリにやせているため、目がくぼんでおり、肋骨が浮き出している。この後、スジャータの差し出した乳粥によって一命を取り留め、成道した。
本尊の地蔵菩薩。地獄という最悪なところにいる菩薩ということで、菩薩の中では特に信仰が厚い。
今後も、臨済宗と天狗・烏天狗信仰の関係、そこに脈々と流れる仏教思想・東洋思想について、詳しく調べていってみたらおもしろいと思う。














