河童が覗いたインド

河童が覗いたインド

大学の友達に借りて読んでいる。こういう本を読んでいると、またインド旅行がしたくなるなあ。

イラストも文章も丁寧で詳しい。特にホテルの部屋や電車内の見取り図が細かく描かれているのがおもしろい。物価が今と比べるとかなり高く(1ルピー=25円の換算)、当時と今の違いを読み取れる点も興味深い。ちなみに現在のルピーのレートは、google:1ルピーを円でのようにgoogle検索すると調べることができる。当然google:200円をルピーでや、google:1ユーロをルピーでも簡単に調べることができるね。*1

当時と現在の違いという点で、当時はデリーにも牛がたくさん歩いていたと書かれているが、私がデリーを訪れた頃には、ほとんど牛を見かけることはなかった。交通渋滞の原因になるため排除されているらしい。それでもヴァーラーナシー*2の状況は以前とさほど変わっていないようで安心した。「インドにはさまざまな原点があるが、徐々に失われつつある」という主旨の文に非常に考えさせられる。悠久の時間が流れるインドにも経済発展の波が押し寄せ、慌ただしく時間が流れるようになってきた。世界から「インド的時空間」が減っていっているような気がしますね。

この本は比較的リッチなインド観光の記録といえるが、よりディープなインド旅行記*3を読みたい方には以下の本を勧めたいです。著者*4はしばらくインドに住んでいた方なので、外国人的な視点からインドの中に一歩踏み込んだ視点で、インド人の宗教生活を間近で見、体験しています。

ヒンドゥー聖地 思索の旅

ヒンドゥー聖地 思索の旅

*1:最近知りました。すごい便利!

*2:ベナレス

*3:というより巡礼記

*4:実は大学の恩師

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