最近は卒業論文の執筆でテンパっています。

ブログの更新も滞り。いろいろ書きたいことはあるんですけどね。

卒論は自分の興味のあることを書いていくので苦ではないのですが、論理的に文章を組み立てなくてはいけないので、ブログを書くときなどと比べると数倍頭と時間を使います。

卒論に時間を取られていて一番ストレスがたまるのは、やはり曲を作れないことですね。12月は残念ながら一曲も作れずに終わりそう。年内にあと一曲くらいは作りたいのだけど。

卒論を書き始めてからめっきり読書をする時間がなくなりました。読むものといえば卒論用の資料ばかり。そんな日々も切羽詰まるので、大学の図書館で読みやすそうな新書を何冊か借りてきました。先日読み終えた西山厚著『仏教発見!』はなかなか面白かった。

仏教を知らない人でも、知ってる人でも読みやすい内容。序章から三章まではテンポよく進むので小気味よい。釈尊の時代、いわゆる原始仏教の時代の話は、ジャータカ*1などを交えながら展開していく。「聖武天皇はなぜ大仏を作ったか」など素朴な疑問点を出発点とし、著者の体験談などがふんだんに盛り込まれているのがいい。

よくある退屈な概説書のように、用語とその解説に終始するわけでもなく、著者本意のでたらめを並べるわけでもなく、解説が必要な用語に関してはきちんと解説が加えられているし、いたるところに「著者なりの仏教」が垣間見れるので人間的な温かみがある。

後半は日本の高僧が何人か取り上げられており、著者の思いが込められている。仏教に興味がある人にはぜひ読んでほしい。日本史で単調に習った仏教史をもう一度見直す機会にもなると思います。年号を語呂合わせで覚え込ませていたあの時期に、こういう本に出会えていたら、もう少し歴史に興味を持てたんじゃないかと思います。中高生に特にお勧めしたい。

仏教発見! (講談社現代新書)

仏教発見! (講談社現代新書)

  • 作者: 西山厚
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/11/19
  • メディア: 新書

*1:仏陀の前世物語

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