ルノワール+ルノワール展 at 渋谷 bunkamura

先週末、渋谷bunkamuraで行われている「ルノワール+ルノワール展」を見てきました。

タイトル通り、印象派画家のピエール・オーギュスト・ルノワールと、その次男であり映画監督のジャン・ルノワールの作品を比較しながら楽しむことができる展覧会でした。

父ルノワールの絵画と、子ルノワールの映画を並列して展示してあり、両者の共通点や相違点をよく観察することができるようになっている点がよかったです。

「父は息子たちに影響を与えたくなかったにもかかわらず、家の壁を埋め尽くしていた作品という分身によって、いやおうなしに影響を受けてしまった」「人生の中で、私に対する父の影響とは何であったかをいつも見極めようとしていた。何とかしてその影響から逃れようとしていたときもあったし、私が彼の血を引いているのだと自分に無理に言い聞かせていた時期もあった」とジャンは述べています。(図録より引用)

「父親」という存在は、誰にとってもでかいと思います。良い面、悪い面の両方を含めて。同様に、「父親の不在」も同様にでかいと思います。父親という「概念」がでかいんだねー。

まして、父親が芸術家ともなればなおさらでしょう。例えば父親がサラリーマンで毎日会社に出勤していれば、父親の働く姿を直接見ることはないですが、毎日父親が絵を描いている姿を見ていたら、否応無しに影響を受けますよね。それだけでなく絵のモデルになって作品にも関わってくるわけですから、なおさらです。

さらに、父ルノワールと妻アリーヌの年齢差は18歳!現在の私から見たら、ほんの5、6歳の子供と結婚するようなもんだ。そして、ジャンはルノワールが53歳のときの子供だから、ジャンが成人した時父は73歳です。父っていうより、おじいちゃんですな。

私が思うに、ジャンにとって父ルノワールの存在は、おじいちゃんに近かったんじゃないでしょうか。ジャンの作品からは、あんまり「父を超えてやるぞ!」っていう反骨精神を感じられなかった(ないわけではない。特に初期)。むしろルノワールの表現したかったものを素直に受け継ぎ、映像という形でリミックスしているようだったな。世代を超えたリミックス!

巨匠ルノワールを父に持っている、という部分で社会的に気負いがあったかと思いますが、父との直接的な関係、というか距離の取り方はおおむね良好だったのではないでしょうか。

芸術云々ということよりも、自分と父親の関係や、父親というもの自体について考える契機になり、とてもいい展覧会だったなあとおもいます。

作品について触れると、ルノワールの絵画は、「印象派」と一括りにカテゴライズされますが、ルノワールの絵画はルノワールの絵画としか言いようがないと思いました。それはほかの画家や音楽などにも言えることですが。カテゴライズするのはやめよう!

ルノワールの真髄といえば、やはり裸婦像!

特にこの作品は、木漏れ日を受ける肌の瑞々しさや、柔和な表情、まんまるなおっぱいと、非のつけどころがございません!一見ニンフかヴィーナスか?と思いますが、アクセサリーを身につけていることから実在する人間のようです。ポスター購入して帰りました。ご満悦です。^^

以下余談。

bunkamuraで目の保養をしたあとは、Yくんの送別会@チャオタイ。道玄坂にあるタイ料理屋さんで、こないだのエレン様の日に入ろうと思ったらしまってたんだね。今回念願かなってはいることができました。

店内はエキゾチックなたたずまい。スタッフの方は全員タイ人のようでした。タイドレスに身を包んだお姉さんがまぶしかったです。

席についてメニューをみると、とにかく種類が豊富!今回はオーソドックスに、トムヤムクン、グリーンカレー、パッタイなど代表的なものを注文してみましたが、これがうまいんだ〜!本格的な屋台料理がたのしめます!

今度は、タイにいきたい!と思ったね。

Yくんは昨日旅立ったはずだから、今頃はアムステルダムかなー。いいなー。無事に帰ってきていただきたいものです。

チャオタイのHPをチェックしていたら、5月10日&11日に代々木公園で「タイフェスティバル」が行われるとの情報をキャッチ!いくしかないでしょー!

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